from サンフランシスコ

 ちょっとオタクな話題が続きます。昨日の日記にも書いたけど、日本時間の今日未明、Appleからほぼ予想通りの発表があった。けど「インテル入ってる」になったのは「Mac mini」ではなく「iMac」の方だった。そして予想通り「PowerBook」にもインテルが乗っかり「MacBook Pro」という名前に変更。「PowerBook」という名前に愛着を持つユーザーにとってはちょっぴり寂しい事かもしれないね。でも僕は最近のAppleのラインナップを眺めてて「i」も「Mac」も付かない「PowerBook」には少し「浮いた印象」を持っていたので「妥当な落とし所を見つけたな」と感じた。まぁ、とにかく「もっと速いノートを!」というマック・ユーザーの悲願は一応達成されたわけだね。

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 あ~でも、僕はハードウェアを買う予定は当分ないので、どうしてもソフトウェアの方に目が行っちゃうな。今回の目玉は何と言っても「iLife '06」の発表でしょう。まだその全貌が明らかになったとは言えないのでサラッと触れるだけだけど、中でも僕が1番気になるのは「GarageBand」のポッドキャスト対応。おいおい。そこまでできちゃうの? って感じだ。「iPhoto」との連携。「iMovie」との連携。そして新顔「iWeb」との連携。この親和性の高さはAppleの真骨頂だね。「音声だろうが写真だろうが動画だろうが何でもかんでもPodcastで配信しやがれっ!」って感じだ。

 今まで面倒だった事、難解だった事、不可能だった事を、より簡単に、より楽しく。というAppleのポリシーには頭が下がる。ただ、気になるのは「GarageBand」や「iTunes」を使って音声ファイルをmp3にエンコードする時の「音質」について。ハッキリ言って今までのiTunesのエンコーダーはちょっと仕事が粗いのだ。今回のヴァージョン・アップで音質が向上していると良いのだが‥‥
 しかし謎なのは「iWeb」の内容だな。blogやPodcastを手軽に始められるソフトのようだけど‥‥「.Mac(ドットマック)」以外での使用も可能なのか? もし可能なら物凄くそそられる。今まではblogやPodcastを始める場合、企業が無料で提供しているサービスを使うのが一般的で、僕もずっとそうして来たんだけど、いざそのシステムを自前で構築するとなると、まずサーバーを確保し「Movable Type」の力を借りなければならなかった。もし「iWeb」が「Movable Type」の代用ソフトとして使えるのなら是非試してみたい。

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 とりあえず今すぐ(お金をかけず)できる事は、新しくなった「iTunes」をダウンロードしてみる事だけ。というワケで、さっそくダウンロードして使ってみると「MiniStore」という新しいウィンドウが増えてる。iTunes Music Storeで取り扱ってる商品の宣伝窓? ハッキリ言って「ウザい」と思ったんだけど、あれれ‥‥曲を再生したら、それに関連のある商品を自動的にピックアップして表示しやがった。小技が効いてるじゃんか。でもやっぱりちょっとウザい。しばらくこのままにしておくけど、いずれ非表示にするだろう。ちなみに非表示にするには「編集」メニューから「MiniStoreを隠す」を選んでください。

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