ホントに作っちゃったんだぁ‥‥

 去年の11月28日のblogで、ギターをチューニングしてくれるマシーンを紹介したの覚えてる? そのとき僕はウッカリ口を滑らしちゃったんだ「ギター本体にチューニング機能を埋め込むべきだ」って、いやぁ~どこで誰が見てるかわかんないねぇ。さっそく僕の夢のアイディアを具現化した人が現れちゃった。これで僕の一獲千金の夢はもろくも崩れ去ったというわけだ‥‥

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 これが自動チューニング・マシーンだ! 詳しくはこのサイトを見てね。そして「Multimedia」ページには動画も用意されてるので興味のある方はご覧あれ。スッゲェなぁ‥‥これさえあれば開放弦「ジャーン♪」1発でチョチョイのチョイでチューニング完了。さらに便利な事にEADGBEというスタンダードなチューニングの他に変則チューニングもお手の物。自分で作ったオリジナルのチューニングを240種類まで登録できてボタン1発で呼び出せちゃうんだもんなぁ‥‥これからはオープン・コードを多用するギタリストが急増するかも(笑)気になるお値段は取り付けるギターの種類にもよるんだけど、日本円でだいたい35万円ぐらいらしい。

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 ちなみにギターに取り付けるとこんな感じ。左から「ストラトキャスター」「レスポール」「テレキャスター」だ。それほど違和感はないね。

 でもよく考えたら、技術的にはそんなに難しい事ではないはずなんだよね。弦の振動をセンサーで拾って(ってエレクトリック・ギターはもともと弦の振動をピックアップで拾ってるし)その振動が決められたピッチより高いか低いかを判断して、モーターで弦を巻き上げたり緩めたりして適切なテンションに調節してやるだけの事だもの。あとはそれをいかに素早く行なう事ができるか‥‥だよな。

 あ、でもさぁ‥‥このマシーンって重くないだろうねぇ? エレクトリック・ギターはただでさえ重いんだからさぁ、肩の血流がストップしたりしてギタリストが体を壊しゃしないかと心配だよ。そして鋼鉄のストラップが必要だったりしない?

 あ、それからやたら電気を食うとか、そんな事ないよね? モーターを駆動させるためのバッテリーがクルマのだったら笑えないよ。

 あとはさぁ‥‥(って注文が多すぎる?)チューニングをフット・スイッチで行なえるようにする拡張性はあるのかなぁ‥‥?

 それから、このマシーンを取り付けるとヘッドに着いてる糸巻きペグは飾りになっちゃうから、この際ヘッドもろとも取っちゃおうよ。でもそうなると昔流行ったスタインバーガーのようなサイボーグちっくなギターになっちゃうなぁ‥‥

 結局こんなロボットみたいなギターで楽(らく)してるギタリストが奏でるブルースとかロックって説得力ないかもね‥‥ダメじゃん(笑)

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