ヌクミズ・バトン

 コウサカさんから「音楽・温水(ヌクミズ)バトン」なるものを渡されたので、今日は急遽それをやってみる事にしよう。いや~ぁ、しかしこの3曲を選ぶのは思った以上に大変だった。バトンの内容は次の通り

『気持ちが暖かくなり、思わず涙がこぼれてしまうような曲を3つ教えてください』

 「暖かくて泣ける」って難しいよ~!「悲しい」とか「切ない」とかじゃなく、ハッピーでポジティヴなのに涙が出るって事でしょ? う~ん‥‥苦しんだ末、僕が選んだのは

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Touch The World / Earth Wind & Fire

 アルバム「Touch The World」のタイトル曲。スケールの大きなゴスペル・ナンバー(1987年)。エドウィン・ホーキンスとホーキンス・ファミリーというゴスペル界の大御所が参加。モーリス・ホワイト、フィリップ・ベイリーといったアースのヴォーカリストとホーキンス・ファミリーがまるで「ウィー・アー・ザ・ワールド」のようにリレーしながら歌って行く様はとてつもない高揚感を与えてくれる。バックには力強いゴスペル・クワイヤーが‥‥声の力強さが涙を誘う。

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PAVEMENT OF LIGHT/吉田美奈子

 吉田美奈子の伝説のアルバム「BELLS」の3曲目(1986年)。1台のピアノをバックにNYの売れっ子シンガー達のゴスペル・コーラスと美奈子さんの1人多重コーラスが奇跡のバランスでミックスされている。これもゴスペル調の曲なんだけど、この手の曲に弱いんだなぁ。僕はキリスト教の信者じゃないんだけど「声に宿る魂」が僕の涙腺を直撃する。これこそまさに「ポジティヴな涙」ってヤツなんでしょうなぁ。

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YEARNING FOR YOUR LOVE/GAP BAND

 アルバム「GAP BAND III」の2曲目(1981年)。現在このアルバムはどうやら廃盤みたいなので、リンクはBEST盤に張っておいた。これは上記の2曲のような「力強さに涙する」パターンとちょっと違って、優しさと切なさがゴッチャになっててKOされる感じかな。何本ものギターが絡み合い、その上にチャーリー・ウィルソンの超スーパー・エクストラな声が乗っかってくる。僕もこんな声が欲しかった。憧れの声の持ち主だ。
追記/よく調べてみたら廃盤じゃなかったのでリンクを追加しておきます。(The Gap Band III)

 ってわけで苦しみ抜いて選んだ3曲だったけど、よく考えたら他にもっとピッタシの曲があるかも知れないなぁ‥‥どなたかバトンを受け取ってくださる方がいらしたらやってみてください。

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