Welcome WILLCOM

 ネットラジオFredioの「徹子の部室/家電量販部」で「これからはPHSだ」とか「WILLCOMに注目だ」と大騒ぎしてしまったんだけど、そのWILLCOMからついにアレが発売になった。

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「な~んだ、タダの端末じゃん」と言うなかれ。何が凄いって‥‥実は僕もあんまり詳しくないんだけど(笑)とにかく可能性の塊のような物なのよ。今の携帯電話って、いろんな機能が詰まってる「恐ろしく高密度な商品」なんだけど、大ざっぱに言えばその心臓部は「交信」する部分であり、ボタンは単に交信をコントロールするためのスイッチに過ぎない。じゃあ、その「交信部分」と「コントローラー部分」を分けちゃえばいろんな可能性が出て来るんじゃない? って事なのよ。

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 1番下の写真の○の中。この「シム」と呼ばれる小さなカードが「交信部分」。そう。コレこそがキモなのだ。このカードを電話機に差し込めば普通に携帯電話(PHS)として使えるし、パソコンにつなげればインターネットを楽しんだりできるわけね。こんなに小さなカードの中に携帯電話の心臓部が収まっちゃってるんだよ。もちろんアンテナも内蔵。で、電話機から抜いたり差したりできるなんて画期的じゃない?
 つまり、このカードに対応するコントローラー部さえ作る事ができれば、誰でも携帯電話器市場に参入できるわけ。パソコンメーカーや、その周辺機器メーカーや、オーディオメーカーや、オモチャメーカーとかでもね。あ、アパレル系の企業が参戦したりするとオシャレな電話機が登場しそうだね。
 僕は秘かにMac OSを搭載し、パソコンとの連携を強化したApple製PHS端末(おまけにiPodまでついてる)の登場を期待してるんだけど‥‥いつか実現するのかなぁ‥‥

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