いい感じのモリゾー&キッコロ

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 クルマで15分の所で「愛知万博」が開催されている事もあって、うちの近所にはモリゾー&キッコロを形どった様々な物たちが溢れている。今日クルマを走らせていたら道路脇の植え込みに針金で作られた彼らの姿を発見。おそらく土には種が蒔いてあり、植物が針金に絡み付くように成長するのではないかと想像される。みごと絡み付く事ができれば、イベント会場をウロウロしている人間サイズのフェルト製のヌイグルミなんかよりよっぽど自然でかわいらしい「いい感じ」のモリゾー&キッコロになるだろう。

ただいま回転中のCD
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COMPLETE SHOGUN / Shogun

 ここに「ただいま回転中」を書くのはホントに久々だなぁ。最近めっきり音楽を回転させる事がなくなってしまっていた。決してサボってたわけじゃないよ。あ、でも実を言うとこのSHOGUNもCDから取り込んだデータをiTunesで聴いてるからホントは回転してないんだけどね(笑)
 さてさて、SHOGUNは1980年代の日本テレビ系ドラマのサウンド・トラックを数々手がけた日本のバンドだ。最も有名なのは松田優作の「探偵物語」だろう。松田優作演じるモジャモジャ頭の探偵「工藤ちゃん」が帽子を押さえながらベスパに乗ってやって来るシーンは何度観てもシビレるし、なぜかいつもカナヅチで肩を叩いてる刑事役の「成田三樹夫」の怪演も見逃せない。このドラマのオープニングとエンディングの曲「Bad City」「Lonely Man」のカッコ良さと言ったら筆舌に尽くしがたい。もうひとつ忘れてはならないのが沖雅也、柴田恭平などが出ていた「俺たちは天使だ」だな。こちらも探偵物だったが、オープニングの「男達のメロディー」のイントロのギターにはゾクゾクしまくってしまう。ほとんどの曲を英語で歌っている事もあって、アメリカのウエスト・コースト系のバンドだと思い込んでる人もいるかもしれないが、SHOGUNはギター&ヴォーカルの芳野藤丸が率いる日米混合バンドだ。「芳野藤丸の声」いいんだよなぁ♪ そして彼のプレイするギターは日本人離れしている。AOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)独特の太くて伸びがあって歌心たっぷりのギターを弾ける日本人はそうそういるものじゃない。


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