歩行者→シャッフル

 世のiPoder達はおもに通勤の電車の中でiPodを使ってるのではないかと思うが、僕の生活の中には通勤タイムという物が存在しないため、いまだに電車の中で使った事はない。でもせっかく超小型MP3プレーヤーを持ってるんだから、持ち歩かなきゃダメでしょ。というわけで今日、買い物に出かけた時に持って出た。

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 歩きながら音楽を聴くなんて何年ぶりだろう‥‥10数年ぶりかも知れない。あのころ使っていたのはウォークマン。僕は初代ウォークマンが出た時にすぐに飛びついた1人で、言わば「ウォークマン・エイジ」なのだが、初代が壊れた後も数台のウォークマンを次々に使い潰し、たしか20代の中頃あたりに「外で音楽を聴く事」とは決別したのだ。いや、厳密に言うと、外で音楽を聴く道具として使ったのは最初のうちだけで、しばらくするといわゆる「レコーディング・ウォークマン」というやつの登場のおかげで、録音機として使う事が多くなった。ライブハウスでバンドの演奏を録音したり、ミニFM局をやっていた頃には、番組で使う音の録音をしたりしていたものだ。

 さてここで初代ウォークマンと最新のiPod shuffleを比べると、この20数年の間に劇的な変化があったようで、実はそれほど変わっていない事に気づいた。それほどウォークマンの登場は超エポックな出来事だったという事なのだろう。

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