サクラ サキマクリ

 今日は買い物やら何やらでちょこちょこクルマで移動したんだけど、どこに行ってもサクラ・パワー炸裂だった。桜の名所と呼ばれるような場所を通りがかると、平日だと言うのに人がウジャウジャいた。平均年齢は推定で73歳くらいだったけど(笑)

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 写真左は名古屋市の隣の尾張旭市にある「旭城」。この城は城山公園と呼ばれる場所にあるんだけど、なんとなくマユツバっぽい城で、昭和53年に造られた物らしい。1階はレストランで、その上は展示室になっているようだ。城の由来などを気にしないのであれば「桜と城」と言ういかにも日本らしい風景を楽しめるのだから、ま、それはそれでオッケーかもしれない。
 写真右は旭城からクルマで10分ほどの所にある「東谷山フルーツパーク」のしだれ桜。満開だった。

ただいま回転中のレコード
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THIRD GENERATION / Hiroshima

満開の桜を見たおかげで久々に「ヒロシマ」を聴きたくなった。ヒロシマはダン・クラモトを中心とする日系アメリカ人によって結成されたフュージョン・バンド。1980年代前半にはよく聴いたものだが、今でも活動してるんだろうか‥‥。和太鼓や琴といった日本の楽器をうまく使い、アメリカではそこそこ人気があったようだが、日本ではあまりウケなかった。僕は和楽器を使ったフュージョンって結構好きで、1980年前後には喜多嶋修や横倉裕といった日本人ミュージシャンがアメリカで和楽器を用いた作品を盛んに発表していたのだが、僕にとってはヒロシマが1番だった。余談になるが、僕には彼らが「ヒロシマ」と名乗ったのが失敗だったのではないかと思えて仕方がない。いつだったか「アドリブ」か何かの音楽雑誌に、ヒロシマが来日した折りに広島の原爆資料館を訪れた。という記事が載っていたのだが、メンバーがとても沈痛な面持ちでインタビューに答えていた姿が目に焼き付いている。「HIROSHIMA」という言葉は彼らが思っていた以上に重い意味を持っていたはずだ。


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