日本海側を中心に九州や四国にまで雪を降らすほどの大寒波のおかげで、ここ数日“交通機関はドタバタ”“受験生はヤキモキ”だったようだが、名古屋はずっと雪とは無縁だった。しかし今朝、名古屋にもやっと雪が降った。僕の「まったくアテにならない体内寒暖計」によると気温はそれほど低くないようだったし、時々太陽も顔を出していたので積もった雪もみるみる溶けていき、今では日陰のほんの一部だけが白くなっている程度だ。
愛車ジムニー君も白い帽子を小粋にかぶりマンザラでもないご様子。お昼過ぎに見てみるとボンネットの雪が溶けてズルッと前に滑り落ちている。はははは。雪に目をふさがれて「だ~~れだ?」って言われてるみたいだな。
ただいま回転中のDAT
LIGHT'N UP / 吉田美奈子
吉田美奈子1982年のアルバム。久しぶりに聴いたら腰抜かしてヒックリ返った。何というカッコ良さだ。アレンジも録音も素晴らしい。特にストリングスとブラスのアレンジ&音色が天国へと導いてくれる。デイヴィッド・サンボーンやブレッカー・ブラザーズの参加はダテじゃないぞ。何度も言うが「やっぱりこの時期のニューヨークはいいっ!」音全体がキラキラと輝いている。もちろん美奈子さんの多重録音による「1人コーラス」もたっぷり堪能できる。彼女は完ぺきに声をコントロールしていながら時々駄々っ子のようにヤンチャな歌い方をする。たまらんっ!
いま手元にはDATテープしかないのでハッキリとはわからないけど、聴いた感じではリズム・アレンジは山下達郎かな? それにしてもこのカッチョ良すぎるドラムは誰だっ! 山木秀夫か渡嘉敷祐一か…パーソネルがないのでわかんない。とにかくすべての曲がメッチャメチャ良いんだけど、中でも1曲目のタイトル・チューンのカッコ良さは失神寸前だ!「緩く滑り込む夜を 待ちきれず動き出す炎」こんな詞ほかに誰が書けよう。そしてベーシスト岡沢 章とのデュエット曲「風」が涙もの。岡沢さんの日本人離れした“ソウル声”タマランちん。ゴスペル・タッチの「MORNING PRAYER」もまたググッと込み上げて来るものがある。6/8拍子を歌わせたら美奈子さん天下一品。ラストの「ALCOHOLLER」は美奈子さんにしか作れない“重く暗黒なファンク”の名曲。この時期の美奈子さんのファンクは僕の音楽の方向性を決定づけてしまった。
そういえば僕は、若気の至りで自作曲のデモ・テープを美奈子さんに送った事がある。彼女はアマチュアのデモ・テープは聴かない主義だという事でテープは送り返されて来たんだけど、ナント直筆のお手紙が同封されていた。も~~ぉ興奮のルツボ~~っ!!!!!! わが家の家宝でございますっ! 美奈子ラブ♪
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