僕は毎週土曜に実家に帰ってるんだけど、先週の土曜は仕事が忙しくて日記が書けなかったので、今日はその時の事を書こうと思う。僕が実家から名古屋へ戻る時に「これ持って行きゃー」と手土産を持たされる事がある。息子の一人暮らしを案じてだろう、食べ物であることが多い。「田舎や近所の人にもらったから」「買ってはみたものの食べきれないから」などと野菜をくれる事もあれば、今回のように一見なんの脈絡もない品々であることもある。ちなみに今回は「帆立貝を甘く煮たおつまみ」「ベーコン」「小女子」「ビール(2本)」だった。
いつぞやは、お中元だかお歳暮だか、引き出物だかでもらった缶詰めをもらって来た。カップラーメンだった事もある。缶詰めやカップ麺はいつ食べてもいいから有り難い‥‥のだが、それらは決まって「賞味期限」が切れている。「これ賞味期限切れてるけど、お腹痛くなるような事はないから持って行きゃー」そう言われて断るのも大人げないし、せっかくの好意を無にする事にもなるので「ありがとう」と言って持ち帰るのだが、保存がきく食料であるはずのそれらを焦って食べなければならなくなる。ま、大丈夫だろうとは思いつつも、去年で賞味期限が切れている缶詰めを食べる時は少し腰が引けてしまう。
今回もらったビールは「今年の夏にもらったんだけど、ずっと冷蔵庫に入れておいても一向に飲む気がしない」と言う事でお持ち帰りとあいなった。親の愛情に猜疑心(さいぎしん)を持つのはイヤなのだが、食べたり飲んだりする前につい「賞味期限」を確認する癖がついてしまった。
ただいま回転中のCD
VITAMIN K / Keiko Lee
僕は日本人のジャズ・ヴォーカルは滅多に聴かないんだけど、2003年発売のケイコ・リーのこのアルバムはCDショップで何気なく試聴してみたら「ガッツーン」とカウンター・パンチをくらってしまった。何と言っても1曲目のヘヴィーなファンクに心を鷲掴みにされた。パーソネルを見ると「なるほど。そういうことか」ベースは今をときめく“リチャード・ボナ”じゃありませんか。そりゃカッチョイイわけだ。アルバム全体の雰囲気はフュージョンぽいところもあるジャズ。って感じだろうか。このアルバムは全曲ケイコが作曲している。キーボードも弾いてるし、アレンジまで彼女自身だ。もともとピアニストだというからキーボードは弾いてても不思議はないし、メインのキーボードは“ノリキ”という気鋭のキーボーディストが担当しているから、彼女がどのパートを弾いているのかは定かではないが、まさかここまでできる人だとは思っていなかった。肝心のヴォーカルに関しては、ピッチの甘さが気にはなるが、この声に免じて許しちゃおう。こんな声ほかにいません。好きです。
しかしこのアルバム、ジャズが好きな人にはあまり評判がよろしくないようだ。だが僕は思う。ディープなジャズが苦手な人にとってはとても良いアルバムだ。と
いつぞやは、お中元だかお歳暮だか、引き出物だかでもらった缶詰めをもらって来た。カップラーメンだった事もある。缶詰めやカップ麺はいつ食べてもいいから有り難い‥‥のだが、それらは決まって「賞味期限」が切れている。「これ賞味期限切れてるけど、お腹痛くなるような事はないから持って行きゃー」そう言われて断るのも大人げないし、せっかくの好意を無にする事にもなるので「ありがとう」と言って持ち帰るのだが、保存がきく食料であるはずのそれらを焦って食べなければならなくなる。ま、大丈夫だろうとは思いつつも、去年で賞味期限が切れている缶詰めを食べる時は少し腰が引けてしまう。
今回もらったビールは「今年の夏にもらったんだけど、ずっと冷蔵庫に入れておいても一向に飲む気がしない」と言う事でお持ち帰りとあいなった。親の愛情に猜疑心(さいぎしん)を持つのはイヤなのだが、食べたり飲んだりする前につい「賞味期限」を確認する癖がついてしまった。
ただいま回転中のCD
VITAMIN K / Keiko Lee
僕は日本人のジャズ・ヴォーカルは滅多に聴かないんだけど、2003年発売のケイコ・リーのこのアルバムはCDショップで何気なく試聴してみたら「ガッツーン」とカウンター・パンチをくらってしまった。何と言っても1曲目のヘヴィーなファンクに心を鷲掴みにされた。パーソネルを見ると「なるほど。そういうことか」ベースは今をときめく“リチャード・ボナ”じゃありませんか。そりゃカッチョイイわけだ。アルバム全体の雰囲気はフュージョンぽいところもあるジャズ。って感じだろうか。このアルバムは全曲ケイコが作曲している。キーボードも弾いてるし、アレンジまで彼女自身だ。もともとピアニストだというからキーボードは弾いてても不思議はないし、メインのキーボードは“ノリキ”という気鋭のキーボーディストが担当しているから、彼女がどのパートを弾いているのかは定かではないが、まさかここまでできる人だとは思っていなかった。肝心のヴォーカルに関しては、ピッチの甘さが気にはなるが、この声に免じて許しちゃおう。こんな声ほかにいません。好きです。
しかしこのアルバム、ジャズが好きな人にはあまり評判がよろしくないようだ。だが僕は思う。ディープなジャズが苦手な人にとってはとても良いアルバムだ。と
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