6ヶ月ぶりに髪を切った

 秋口の抜け毛の増加にヒヤヒヤしつつ、某カルト教団の教祖のようだと言われつつ伸ばしに伸ばした髪を今日ついに切った。僕はいつもそうなんだ。「も~ダメ」ってところまで伸ばしておいて一気にバッサリ! 今日も何千本にも及ぶ長さ10数cmの髪の塊をヘアーサロンの床に置いてきた。僕は基本的に床屋とか美容院とかが好きじゃないんだ。実家が美容院だったのに(笑)嫌いな理由はいくつかあるんだけど、その中の1つは「時間がかかる事」そりゃ伸ばし放題の髪の毛を短くするんだから、人様より時間がかかるのは仕方ないのかも知れないけど、イスにジッと座ってるのがどうも性に合わない。

 でもね、今日行ったお店は「速い&安い」がウリの床屋さんなのだ。でもここは女性もカットしてくれるから「床屋」と呼ぶのは間違いかも知れないんだけどね。カットのみを10分程度でしてくれて、お値段なんと1000円なのだ。このお店に行くのは今日が初めてだったけど、アッという間にイッチョ上がりだった。ここなら5ヶ月に1度のペースで行ってもいいかな? と思った。

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 入店したらまず自動販売機でチケットを購入する。食券みたいなものだね。そしてそのチケットをスタッフに渡しイスに座る。「こんな感じにしてちょーだい」と告げる。カットが始まる。‥‥10分後。「はい、終わりました」喫茶店でコーヒー1杯を飲み終えるより早くカットが完了してしまった。まさに看板に偽りなしだ。ここはカット・オンリーのお店だから洗髪はないし、パーマやヘア・ダイのリクエストには応えてくれない。もちろん仕上げにワックスを付けてしつこくドライヤーでスタイルを整える。といった事とは無縁のとてもシンプルなサービスである。最後に掃除機のようなバキューム機で、切った髪の毛を吸い取って「ありがとうございました。またどうぞ」である。

ただいま回転中のCD
FIRE / Ohio Players
名曲「ファイアー」が収められている同名アルバム「ファイアー」。オハイオ・プレイヤーズ1974年の作品。エロいアルバム・ジャケットといえばこのバンドの名が筆頭に上げられるけど、音の方は非常にクオリティーが高い。まさに「FUNK(ファンク)」の名盤だ。このバンドは1度だけライブを観た事があるけど、彼らの実力には驚いた。普通ライブだと演奏や歌が多少荒れるのだが、彼らはレコードと同じクオリティーの音を出していたんだ。特にメンバー全員のコーラス・パートが完ぺき! どうして演奏しながらあんなに完ぺきに歌えるのか? キャリアの長さはダテじゃない。決して手を抜かない黒人特有のサービス精神を見た気がする。

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