ちょんまげカーニバル

 2004年も残すところ10日を切ったね。来週末には2005年が始まっちゃうんだよ。信じられる? ピンと来ないね。僕は毎年実家で年越しする事にしてるんだけど、大晦日の夜は「紅白歌合戦」を観るのが例年の習わしとなっているため、まっ仕方なく観つづけている。けど最近の紅白は出場歌手の顔ぶれにシラケ・ムードが漂う。昔はヒット曲を出した歌手のステイタスだったはずの紅白出場だが、最近は日本中を巻き込むようなヒット曲が出なくなった上に、ヒットを出した歌手にとって紅白はステイタスではなくなっている。今年の出場歌手のラインナップを眺めていても、ただ「ふ~ん」としか思えない。あの男を除いてはね‥‥。

彼の名は松平 健

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 だってチョンマゲだよ。サンバだよ。暴れん坊将軍だよ。美川憲一や小林幸子がどんなに頑張っても、マツケンの「異次元ミクスチャーバカバカしい妖艶」略して「IMBY(いんびー)」(略す必要まったくなしっ!)の前では存在が霞むに決まっているではないか。いっそ今年は紅白の放送時間4時間15分すべてを「マツケン・カーニバル」にしてしまってもよいのでは? とさえ思ってしまう。

ただいま回転中のCD
TRUE / 中島美嘉
今年の紅白にも3度目の出場が決まっている中島美嘉のデビュー・アルバム(2002年)。このアルバムには僕の尊敬する吉田美奈子も作詞で参加しているんだけど、それより何より飛び抜けて魅力的なのは川口大輔が作曲した曲だ。彼はケミストリーにも楽曲を提供している人らしいのだが、この人の作った曲がやたらめったら僕の音楽センスにフィットするんだなぁ。

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