深夜族、早起きに失敗す

　今日は可燃ゴミの回収日だったのだが、迂闊にも寝坊してしまいゴミを出しそびれてしまった。次の回収日は木曜。それまで部屋で保管しなければならない。最近は涼しいからいいけど、真夏に出しそびれるとイヤーな感じになる。可燃ゴミには当然「生ゴミ」も含まれているからだ。
　僕の住んでいる名古屋市は全国でも有数の「ゴミ捨て難解都市」だ。不要になった物は、まず【ゴミ】と【資源】に分ける。【ゴミ】は「可燃」「不燃」「スプレー缶」「粗大ゴミ」に、【資源】は「プラスチック製容器包装」「紙製容器包装」「ペットボトル」「空きビン」「空き缶」「紙パック」に分けなければならない。「可燃」は週２回「粗大」は月に１回（予約制・有料）、その他は週１回の割合で回収されるのだが、これだけ細分化されているとゴミ出しのスケジュールを管理するだけでも大変だ。

　名古屋市では回収車による回収の他に、各スーパーマーケットの店頭に資源ゴミ専用の回収ボックスが設置してあり「ペットボトル」「紙パック」「スチロール製トレイ」の回収を行なっている。こちらは店頭に持って行きさえすればいつでも捨てる事ができるので、僕はできるだけここを使うようにしている。
　しかしこれだけシステムが複雑だと、外の地域から引っ越して来た人は必ず「ゴミ・パニック」に陥る。だから引っ越しが集中する３月・４月には区役所にゴミの説明コーナーが設けられ、その時期だけは区役所の一角が「“ヒーロー物”のサイン会か」と思うほどヤング・ミセスたちで溢れかえるのだ。ただその人だかりの中心にいるのは“イケメン・ライダー”ではなく役所のオジサンだけどね。

　木曜こそはちゃんとゴミ出さなきゃ！ ちょっと言い訳するけど、前日の夜に出しちゃいけない事になってるんだもん。おまけに当日の朝８時までに出せって‥‥そりゃちょっと深夜族にはキツイですぜ。こうなったら白状するけど、今日出しそびれたゴミはホントは先週の木曜に捨てるハズだったんだよねぇ‥‥（沈黙）