やっと今日「Net Groovus vol.1」の編集が完了した。僕がミニFM局で番組を作っていた頃は、当然すべての作業はアナログで「マイク」「ミキサー」「カセット・デッキ」これが番組制作の三種の神器だった。これが今では「マイク」と「パソコン」さえあればオッケーだ。
カセットを使っていた頃には、番組のオープニングから順に作っていく必要があったが、パソコンで編集する場合はエンディングから作る事もできれば、各パートを別々に作って後からそれらを組み合わせながら試行錯誤を繰り返すことも可能だ。トーク部分の順序を入れ替えたり一部分だけをカットしたりなんてことも朝メシ前!
アナログからデジタルへと変わった事で、アナログ時代に目の敵にしていた「ノイズ」の問題からも解放された。テープを使って録音するとどうしても “シャー”というテープ自体が持っているヒス・ノイズが入ってしまう。そのうえダビングすると音質が劣化してしまうため、手の込んだ作品を作ろうとすればするほど音が悪くなっていってしまうというジレンマが常にあった。しかし僕にとってのデジタル編集の最大のメリットは、思った通りのタイミングで音を出すことができるという点だ。たとえばテープの場合、ある曲を録音し、曲間を空けることなく2曲目を録音するという事がとても難しい…というより不可能だ。なぜならデッキの録音ボタンを押してからテープが回りだし、実際に録音できるようになるまでに少なくとも0.3秒くらいはかかってしまう。おまけにカセット・デッキの構造上、録音が始まる直前の0.3秒分くらいの音が消去されてしまうのだ。
アナログ時代にやりたくてもできなかった事が、デジタルになって可能になった。もし今また「アナログで番組を作りなさい」と言われたら、迷わず聞こえなかったフリをするだろう。
カセットを使っていた頃には、番組のオープニングから順に作っていく必要があったが、パソコンで編集する場合はエンディングから作る事もできれば、各パートを別々に作って後からそれらを組み合わせながら試行錯誤を繰り返すことも可能だ。トーク部分の順序を入れ替えたり一部分だけをカットしたりなんてことも朝メシ前!
アナログからデジタルへと変わった事で、アナログ時代に目の敵にしていた「ノイズ」の問題からも解放された。テープを使って録音するとどうしても “シャー”というテープ自体が持っているヒス・ノイズが入ってしまう。そのうえダビングすると音質が劣化してしまうため、手の込んだ作品を作ろうとすればするほど音が悪くなっていってしまうというジレンマが常にあった。しかし僕にとってのデジタル編集の最大のメリットは、思った通りのタイミングで音を出すことができるという点だ。たとえばテープの場合、ある曲を録音し、曲間を空けることなく2曲目を録音するという事がとても難しい…というより不可能だ。なぜならデッキの録音ボタンを押してからテープが回りだし、実際に録音できるようになるまでに少なくとも0.3秒くらいはかかってしまう。おまけにカセット・デッキの構造上、録音が始まる直前の0.3秒分くらいの音が消去されてしまうのだ。
アナログ時代にやりたくてもできなかった事が、デジタルになって可能になった。もし今また「アナログで番組を作りなさい」と言われたら、迷わず聞こえなかったフリをするだろう。
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