伊吹山で天体ショー車中泊

伊吹山の山頂近くにある駐車場は、夏の土日は車中泊オッケーという情報を、夏が過ぎたあとに知りました。ただ、9月以降も月食や流星群などの時は解放されるとのことだったので、一昨日から昨日にかけて行ってきました。

今年の10月21日は、レモン彗星が地球に最接近する日であり、オリオン座流星群が極大を迎え、おまけに新月というトリプル・チャンス・デー。正直僕は天体に詳しくもなく関心がある方でもないんですが、いい機会なのでカメラと三脚を持って行くことにしたのです。

21日(火)の朝に家を出て、11時ごろに駐車場到着。さぞや天文ファンたちでごった返しているだろうと思っていたら、思ったほど混んでない。平日だし空は曇ってるし、ま、そんなもんなのかもね。ただ、夜になってからクルマが増え始め、皆さん折りたたみ椅子などを広げてちょっとしたキャンプムードに。



けっきょく空は晴れず、日没直後が見頃と言われていたレモン彗星は拝めず。深夜になっても早朝になっても星の姿は1個も確認できず。夜は相当冷え込むと予想していたが、車内の温度は午前4時の時点で8℃ほど。ほぼ無風だったのも幸いだった。

翌朝の日の出直前、雲に覆われた空を見上げながら‥‥さてどうする? せっかくだし伊吹山の山頂まで登ってみるか。ただ、1番緩やかな登山道は工事中で通行止。勾配のキツいルートで登るしかなかったけど、運がよければ朝焼けや雲海が見られるかも。欲を出して頑張ることに。

途中小雨がパラつき始め、頂上に到着しても相変わらずのドンヨリ空だったけど、ま、西に琵琶湖、南に関ヶ原、東に大垣という天下分け目のパノラマを堪能できたから良しとしましょう。しかしさすがに足もと不安定な急勾配の往復で足腰ガクブル。

駐車場脇のスカイテラスがオープンする10時を待って朝食。さすが天下分け目の地だけあって、そばもうどんも西味と東味が選べる。伊吹山1377mと刻印された湯葉がのった西味のかき揚げうどん1000円を食す。

そのまま帰ろうかとも思ったけど、よく考えたら伊吹山全景の写真を1枚も撮っておらず、せっかくだからと滋賀県方面に少しクルマを走らせ、伊吹山全体がドドーンと見える場所から写真を撮り、ついでだから一応関ヶ原の戦いっぽい場所にも寄っておくか‥‥と、石田三成が陣を張った場所にチラッとだけ寄って帰ってきた。

戦利品は到着早々アトレーのバックドアに貼ったステッカー350円、ニット帽1200円、滋賀県発祥とび太くん550円、売店のクジで当てた伊吹山ドライブウェイ全線開通60周年記念の缶バッヂ。

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