なにっ! サブスクにあるやん♪「もう1回観たい」とずっと思っていた映画をやっと観ることができた。過去ブログを検索してみたら最初に観たのは2008年だった。16年ぶり2度目の「不思議惑星キン・ザ・ザ」。面白かった! そして自分でもビックリするくらい内容を覚えていなかった。とにかく映像のインパクトが強烈すぎて、シーン毎の画は記憶に鮮明に焼き付いていたのだけど、ストーリーが全滅。そういう意味では滅茶苦茶新鮮な気持ちで楽しむことができた。
それにしても実によくできた SF 映画だ。約40年前の作品なのに特に特撮シーンなんか、どうやったら CG を使わずにこれほど見事な映像が撮れるのか想像もできないほどだし、衣装や小道具、セットデザインに至るまで全く安っぽさや古臭さが感じられない。登場人物は全員キュートで憎めないキャラクターだし、このシュールでキッチュでコミカルでブッ飛んだ世界観は、深読みすれば社会や文明に対するアンチテーゼとして解釈することも可能で、共産主義時代のソ連でよくもまぁこんな映画が作れたものだと感心する。
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