IP 電話

いよいよ固定電話が IP 化される。これによって市内通話/市外通話という区分はなくなり、全国どこにかけても一律3分 9.35円となる。ちょっと気になって市内通話料金の変遷を調べてみた。

1960年代 7円(時間無制限)
1972年 7円(3分)
1976年 10円(3分)
2001年 8.5円(3分)

僕の中では「市内通話は3分 10円」のイメージが強かったが、3分 10円の期間は1976年〜2001年で、2001年以降は3分 8.5円だったのね。でもちょっと待て。2023年11月時点の市内通話料金は3分 9.35円。ん? 2001年以降値上げされていないはずなのに、これは一体どういうことだ? と思ったら犯人は税金だった(8.5円+税=9.35円ということらしい)。つまり来年の IP 化によって近距離にかける場合は今までと同じ、遠距離の場合は実質値下げになるということか。

値下げは大歓迎だけど、通話品質が低下したり災害時の使用に支障が出たりということはないのだろうか? ま、固定電話を利用することがほとんどなくなった僕が心配することではないのかも知れないけれど。

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