夏旅その7-3(国会議事堂)

見学ツアーの開始前は青空が広がっていたのに、議事堂内を観てまわっている間に雷鳴が轟き始め、外はいったいどんな状態になっているのか、戦々恐々で窓の外を覗くと‥‥


時折空を稲妻が走る様子が覗えるものの、幸い雨はまだ降っていないようです。僕を含め参加者の多くはツアーの最後に国会議事堂をバックに記念写真を撮るのを楽しみにしていました。



しかし、建物の正面側から外に出て数メートルほど歩いたところで一気に土砂降り。全員ダッシュで正面ゲート横の警備員の詰め所のような建物の軒下に避難。雨と風はみるみる強くなっていき、雷が鳴るたびに子供たちが悲鳴を上げます。吹き込む雨で下半身はビショ濡れです。これでは記念撮影どころじゃありません。それどころか、傘なしでどうやって帰ればいいのか途方に暮れる一同。

そこで30分ほど様子を見たものの一向に回復の兆しがなく、お天気アプリで雨雲の動きを調べてみると、この先30〜40分ほどはこの天気が続きそうな気配。地下鉄の駅まで走ろうにも、2つある最寄りの駅までは国会議事堂の正面ゲートを出て、建物を回り込むように進まなければならず、なんとも意地悪な遠さだったので小降りになるのを待つことに。

で、40分ほどして小降りになったタイミングを逃さず出発。ただ、国会議事堂正面からのショットが諦めきれず、柵の外から1枚だけ写真を撮って地下鉄の駅に走ったのでありました。

無念の1枚

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