果たして父はこのガラケーを使いこなせるのか?

注文しておいたガラケーが入荷したとのことでドコモへ。無理かも‥‥と思っていた古いケータイからの電話帳の移行も上手く行ったので、メールや SMS や使わないであろう機能をできる限りオフに設定し、すっかり遠くなった父の耳に合わせて通話音量を最大に。あとは、果たして父がこの新しい端末の操作法を覚えられるか‥‥という問題のみ。基本的なボタン配列と割り当てられた機能はほぼ同じだけど、全く同じというわけではない。

あと問題なのは、ボタンの突起が少なく押し込みが浅い点。若い人にとってはこのフラットな見た目がスタイリッシュでいいのかも知れないが、指先の感覚がかなり鈍くなっている父にとっては多分使いにくいだろう。ボタンの位置が手探りで把握しにくい上に、押し込みの際には爪の先を使わないと厳しいかも。

このさき自分が年老いた時は一体どうなるんだろう? 今のスマホのままじゃ多分難しいと思う。何だかんだで今のスマホは視覚情報に頼り切ったシステム。画面が隆起して物理ボタンとして機能するような進化に期待していたが、そういう機種はいまだに登場していない。声で端末をコントロールする機能は一応実装されているものの、音声だけで全ての操作をカヴァーできるわけでもない。

もしかしたら、思いもよらない斬新なアイディアやテクノロジーの著しい進化によって格段に便利な道具が登場するかも知れないけど、年老いた自分にそれを理解して使いこなすだけの能力が残っているか‥‥についてはいささか自信がない。

コメント