「Substack」で過去写真の公開を始めたこともあり、棚の奥で長い眠りについている大量のネガフィルムやポジフィルムの存在が気になり始め、これを何とかデジタル化できないものかと調査を始めました。画質的にベストな方法はフィルムをラボに出してデジタイズしてもらう事だと思いますが、なにしろ枚数が多いので費用がバカになりません。
というわけで、自分で何とかする方法を探ってみたんですが、フィルムのスキャンが可能なフラットベッドスキャナーと透過原稿ユニットは10年以上前に廃棄してしまいましたし、かといって新しいスキャナーを買う予算もなく、簡易的で安価なフィルムスキャナーを物色してみたもののどれもオビに短しタスキに長しで、なんとか今自分が使っている機材を流用できる方法はないものかとリサーチを続けたところ、こんなものを見つけました。
レンズの先にマウントしたフィルムをカメラで撮影するための道具です。同様のツールがニコンからも出てるんですが、今回は予算の関係でこちらを購入することに。JJC のフィルムデジタイズアダプターと LED ライトのセット(¥12990)です。
しかし、残念ながら僕はこの用途に最適なレンズを持っておらず、満足のいくデジタイズは難しいかも知れないな‥‥とも思ったんですが、とりあえず今回はソコソコの解像度でデジタル化できれば御の字です。もし本気で高画質を望むならラボで作業してもらった方がいいに決まってます。とは言え、やる限りはなるべく良い結果を出したいので、しばらくは焦点距離や絞りの設定を換えながらテストを繰り返し、ベストなセッティングが見つかったらコツコツと撮影を進めようと思っています。これはもうほとんど余生のライフワークみたいな作業です(苦笑)
ただ、ポジフィルムは普通に撮影すればオッケーで、モノクロのネガフィルムも撮った後でネガポジ反転するだけなんですが、どうやらカラーのネガフィルムだけは色調補正に手間がかかるらしいんですよねぇ。さすがにそこに手を出してしまうと自分の余生を全てつぎ込んでも時間が足りなくなる可能性があるので、まずはポジとモノクロネガだけデジタイズしようと思っています。
で、まずは試しに撮ってみたのがコチラ▼。フィルムが傾いていたりホコリが付着していたりピントが甘かったりしてますが、幸いフィルムは劣化していないようで色も問題なさそうです。
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