赤いシャッターボタン

2020年に FUJIFILM のカメラ「X-T20」を購入した時、真っ先に買い求めたのがサードパーティー製のグリップでした。これのおかげで格段にハンドリングしやすくなり、3年経った今も愛用しているんですが、そのグリップとセットになっていたのがこの赤いシャッターボタンキャップ(正式には「ソフトレリーズボタン」という名前らしい)でした。

「X-T20」のシャッターボタンには、レリーズを取り付けるためのネジ穴が開いているため、最初シャッターの押し込みに違和感があったんですが、このキャップのおかげで操作感がすこぶる良くなりました。ご丁寧にも上面が膨らんだタイプ、凹んだタイプ、フラットなタイプの3種類がセットになっていて、好みに合わせて選択できたんですが、僕はフラットタイプを常用しています。他の2つは表面がツルッとしていますが、フラットタイプだけ滑り止めの溝が切ってある点もグッドです。

ところが先日、カメラをバッグから取り出して撮影しようとしたら、その赤ボタンが見当たりません。一瞬ヒヤッとしました。緩んで外れただけならいいんですが、もし折れた軸がネジ穴に留まったままだと厄介です。幸いネジ穴は塞がれておらず、無傷のキャップがバッグの中に転がっていたので付け直して事なきを得ましたが、さすがに何万回もプッシュされ続けていれば、遅かれ早かれポキッと折れる日が来るんでしょうね。

というわけで、今のうちに新しいものに交換しておいた方がいいかも知れないと思い、早速 Amazon で「ソフトレリーズボタン」を検索しました。

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