INVISIBLE RED

看板屋さんは「赤い塗料は褪色しやすい」という事実を知っているはずなのに、こうなっちゃってる看板が町のアチコチに多く存在するのは、仕事を受けた時にちゃんと説明していないか、もしくは「褪色してもいいから赤で」と発注されているか、のどちらかでしょう。

強くアピールしたい文字に赤が使われている事が多いようですが、「赤なら目立つ」「目立たせたければ赤」というのは単なる刷り込みです。赤を使えば無条件に目立つわけではありませんし、赤を使わずに目立たせる方法はいくらでもあります。そもそも、最もアピールしたい部分が真っ先に姿を消し、まるで穴埋めクイズのような看板になってしまっては本末転倒じゃありませんか?

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