とりあえずこのカセットボンベが、今回の「防災強化週間」最後のアイテムとなります。
電気、ガス、水道のうち「ガスが止まったら生活はどう変わるのか」を想像してみると、まずキッチンのガスコンロが無用の長物と化し、ガスファンヒーターも使えず冬場に凍えます。ま、寒さは厚着で何とかするとしても、調理ができないのは困りものです。
ただ、幸いうちにはカセットコンロがあります。防災関係者も車中泊を趣味にしていらっしゃる方々も「カセットコンロが1台あるとないとじゃ生活の質が雲泥の差」と口々におっしゃいます。普段は鍋物の時にしか出番のないカセットコンロも、非常時にはとても頼りになる道具になるんですね。ま「燃料が充分にあれば」の話ですが。
ありがたいことにカセットのガスボンベは長期保存が可能で、どのメーカーも概ね7年ほど持つようです。というわけで今回は東海の「コン郎 ガスボンベ 48本セット(¥5680)」を購入。うちのカセットコンロがイワタニ製なので、最初はイワタニのボンベを買おうと思ったんですが、とにかく価格が高いんですよ。コン郎の2倍もするんです。さすがに48本ともなると差額がシャレになりません。
とは言え、なんたって燃料ですから安全性に問題があっては困りますし、燃費が著しく劣るようでは元も子もありません。で、色々リサーチしましたら「国産品であれば品質に大きな違いはない」との事だったのでコレに決めました。
けど、ボンベが家に届いて正直驚きました。とにかく重いんです。おまけに場所もとります。48本はちょっと多過ぎたかも‥‥。1本で1〜2時間使えるとして、1日1本を使い切ることは多分ないと思うので、48本もあったら2ヶ月ぐらい持つかも知れません。
ただ、冒頭に「ガスが断たれると冬場に凍える」と書きましたが、実はイワタニから「風暖」という優れ物が販売されていまして、これはカセット式のガスファンヒーターなんですが、なんとガスを燃焼させることで発電し、その電気でファンを回して温風を出すという、自己完結型の画期的な暖房器具なんです。将来もしコレを導入する事になったら「ほらね、48本買っといて正解だったでしょ?」ってことになるかも知れません(笑)
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