映画「キングスマン：ファースト･エージェント」を観てきました。「キングスマン」シリーズとしては３作目ですが、今回はキングスマン誕生の経緯を描く前日譚。時代設定が第１次世界大戦の頃ということもあり、コメディー要素はほとんどなく、かなりシリアスな内容でした。
第１次世界大戦を描いた映画と言えば「1917（1917 命をかけた伝令）」や、キューブリックの「Paths of Glory（突撃）」など、塹壕での熾烈な戦闘シーンがどうしても思い浮かぶわけですが、今作も例に漏れず‥‥というか、実にマシュー･ヴォーンらしい容赦のない描写に震えました。
そういう意味でも今作は前２作とは趣を異にする特別編のような存在だったのかも知れません。その証拠に邦題は３作とも「キングスマン：○○○」となっていますが、原題は「キングスマン」のスペルからして違っています。
１作目 Kingsman: The Secret Service
２作目 Kingsman: The Golden Circle
３作目 The King's Man
３作目は前作を観ていなくても楽しめる独立した作品になっていますが、３作目を観ると１作目２作目をもう１度観たくなります。噂によると来年には１作目２作目の続編となる新作の製作が始まるらしく、このシリーズはまだまだ続くようです。
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