増えたお金は誰のもの？

「ビットコイン200億円相当を押収」というニュースを目にして、素朴な疑問が湧いてきた。そのニュースは「ある人が騙し取った170億円をビットコインに替えたら、事件が発覚するまでの間に200億円に値上がりしてて、その200億円を FBI が押収した」という内容なんだけど、当然170億円は被害者の元に戻されるとしても、増えた分の30億円っていったい誰の物なのかなぁ？‥‥という疑問。

ま、しょせん自分には到底縁のない大金の話だし、その30億円が自分のフトコロに入ってくるわけでもないので、どこまで行っても「捕らぬタヌキの皮残余」ではあるんだけど‥‥。そう言えば、たしか「タヌキに騙されて手にしたお金が実は葉っぱで」みたいな童話があったっけ。あと、落語の「芝浜」なんかも「欲を搔くとロクな事にはなりませんよ」という戒めが込められている。けれど、それはそれとして、増えた分のお金の行方は大いに気になるところだ。