日本で「ビバヒル」の愛称で親しまれたアメリカのテレビシリーズ「Beverly Hills, 90210」は、1990年から2000年まで10年も続いた人気ドラマで、日本でのタイトルはシーズン1〜3が「ビバリーヒルズ高校白書」、シーズン4〜10が「ビバリーヒルズ青春白書」でした。それほど夢中になったわけじゃないんですが、僕もご多分に漏れず当時 NHK で観てました。
その「ビバヒル」が6話完結の「BH90210(ビバリーヒルズ再会白書)」として20年ぶりに帰ってきました。残念ながらディランを演じていたルーク・ペリーさんは昨年、このドラマが放送される半年前に亡くなり出演は叶いませんでしたが、主要メンバー8人中7人が当時と同じキャストというのは奇跡かもしれません。
今回はあえて吹き替え版を観たんですが、声優さんも当時のままで違和感ゼロ。一気に同窓会気分です。ただ、アンドレアの声を担当なさっていた声優さんだけは、残念な事に4年前にお亡くなりになったようで、別の方が担当なさってました。
この「ビバリーヒルズ再会白書」というドラマは普通の続編とは違い、かつて人気だったドラマの主演者たちが、20年ぶりに集まって「ビバヒル」のリブート版制作のために奔走する‥‥というちょっと変化球な内容でした。つまり役者たちがそれぞれ本人役で登場します。当時いろいろ取り沙汰された舞台裏のゴタゴタやら確執やらのゴシップネタが、フィクションとミックスされて描かれます。当たり前ですが、全員もれなく老けていて、全員もれなく曲者。それら全部をひっくるめてなかなか楽しめる内容でした。オリジナルを観てなかった人にお薦めできる作品ではありませんが。
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