中日ビル「さよなら見学会」（中日劇場／その２）

かつては座席の背もたれの上に、席番号のプレートが貼られていたんでしょうが、それはきれいに全部剥がされていました。結構手間のかかる作業だったでしょうに、たぶん剥がす必要があったんでしょうね。



現代の平均的なサイズと比較すれば、若干小さめかも知れませんが、クッションのヘタりもなく、ほどよく体を包んでくれる座り心地のいいシートでした。







この時期に建てられた建築物の特徴のひとつに「タイルの多用」がありますが、中日劇場にも通路と座席の仕切りに、しっかりタイルが使われていました。