モトローラのスマホはラジオでもある。

まだ使い始めたばかりですが、重量が重くなった点を除けば、新しいスマホ「moto g6 PLAY」には概ね満足しています。ただ、なにしろ廉価モデルなので「今までできていた事ができなくなってしまった」という部分も無くはありません。
たとえば NFC が付いてません。そもそも僕は電子マネーを使わないので特に問題はないんですが、専用の読み取りアプリを使って manaca(鉄道系プリペイドカード)の残金を確認するためにこの機能を使っていました。
あと、無線給電にも対応していません。クレードルに乗っけるだけで充電できる便利な機能ですが、今まで使ってきた Nexus 5 も、最初のうちは無線で給電していたものの、充電速度が遅いうえ、スマホ本体がちょっと心配になるほど高温になるため、途中からはケーブルで給電するようになっていました。

逆に、新たにできるようになった事もあります。中でも1番嬉しいのがラジオの受信機能です。



スマホでラジオ番組を聞く方法と言えば、民放なら「radiko」、NHK なら「らじる らじる」などのアプリを使い、インターネット経由で聞く「サイマル放送」が一般的ですが、モトローラのスマホには FM ラジオチューナーが搭載されています。ネットを介さず放送電波を直接キャッチできるのです。これは素晴らしい。災害などでネットがダウンした時などに心強い機能です。

moto g6 PLAY でラジオを聞くためには、イヤフォンジャックにイヤフォンを挿す必要があります。イヤフォンがアンテナの役割を果たすからです。そして「その場にいる何人かで放送を聞きたい」という時は、スピーカーから音を出す事も可能。さらには録音機能まで用意されています。スマホでエアチェックできてしまう♪

ただ1つ苦言を呈するならば、受信できる周波数帯が「90MHzまで」なのが残念。最近は FM で補完放送を行なっている AM ラジオ局がいくつかありますが、それら「ワイド FM」と呼ばれる放送には、たいてい 90MHz 以上の帯域が割り当てられているのです。
 

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