PERSON OF INTEREST season 1･2（2011〜2013年／アメリカ）

　国民を監視して情報収集　犯罪を予知して未然に防ぐ　社会保障番号だけが頼みの綱　その命懸けのヴォランティア活動にあたるのは大金持ちの天才プログラマーと元特殊工作員のイケメン世捨て人　このアメリカならではの「リアリティーが有るのか無いのかスレスレ」の設定がおもしろい。ただ　大切な連絡が公衆電話頼み　という点は危なっかしい気がする。舞台となっているニューヨークは　いまだに街のアチコチに公衆電話があるのだろうか‥‥いや　もしあったとしても　何年かすれば日本と同様激減するはず。そうなると　このドラマの設定もアレヨアレヨと言う間に古臭いものになってしまう。けど　アメリカのドラマを観ていると　その点はそれほど気にしていないようにも感じられる。たとえ数年で古臭くなろうと「いま観て面白くなければ意味がない」という割り切りが重要なのかも知れないね。