VIVA AirPlay !!

 何年も前に BOSE の CD プレイヤーが壊れ それ以降は Mac に繋いだ外付けスピーカーで CD を鳴らしていた。けど せっかく BOSE のスピーカーがあるのに それで聴けないのは寂しい と思っていた。で 安い CDプレイヤーを物色してみたんだけど ちゃんとしたメーカーの物はやはりそれなりのお値段。どうせある程度のお金を払うんなら「この際 Mac とオーディオを連動してしまえ」と思い立って調べてみると 各メーカーから「ネットワーク対応」を謳った製品がたくさん出ている事がわかった。そして「CD プレイヤーとネットワーク対応をいっぺんに手に入れる」という 僕にとっては誠に好都合なアイテムがこの「CD レシーバー」という物だった。平たく言えば「CD プレイヤー」と「ラジオチューナー」と「アンプ」が一体になった機械なんだけど 特に TEAC のこの「CR-H700」という機種はレコードプレイヤーを繋ぐ事もできる(最近のオーディオはレコード非対応が多い)し AUX(外部入力)も2系統あるから カセットデッキと DAT デッキを繋ぐ事もできる。細かい事を言えば AUX のうち1つは入力のみで出力なし とか フロントパネルにステレオミニジャックで繋がなければならない とか ま 不満がないワケでもないんだけど 何たってネットワークに対応してるし「AirPlay 対応」も謳われている。そのうえ古い機種のため2万円 という CD プレイヤー単体とそれほど変わらない価格で手に入れる事ができる。

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 この TEAC の CD レシーバーを使って パソコンやスマートフォンとオーディオを同じ土俵に上げてしまおう というのが今回の計画。iTunes Store で購入したり CD から取り込んだ音楽データが Mac や iPhone に入っている。それを家庭内無線 LAN を経由してオーディオセットに飛ばすワケね。でもって Apple の製品にはそういう使い方にもってこいの「AirPlay」という機能が備わっている。AirPlay は音声だけでなく「動画や写真などをテレビで楽しむ」という使い方もできるんだけど うちのテレビは古いブラウン管のため非対応 だし とりあえず僕は今のところ音声だけで充分だ。

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 しかしネットワークの設定でつまずいた。アクセスポイントをサーチすると ご近所を飛び交っている10個ほどのネットワークが検出された。その中から自分ちの AirMac Extreme を選んでパスワードを入力すれば繋がる‥‥はずだった が 何度やってもうまく行かない。悪戦苦闘すること数時間。原因は「ネットワーク名」に使われていた日本語 だったようだ。それを英語の名前に変更したらスンナリ開通。で さっそく iMac の iTunes を見ると 今まで表示されていなかった AirPlay のアイコンが出現してるじゃないか♪ おーっ iTunes が CDレシーバーを認識したらしい。さっそくダウンロードしてあったポッドキャストを再生してみると 突如 BOSE から爆音が飛び出し25時の静寂を引き裂いた。あわてて iTunes の停止ボタンをクリック。これは危険だ。いつも普通に聴いている iTunes の音量設定は オーディオ側では爆音になってしまうらしい。っていうかボリュームの調整は CD レシーバーではなく iTunes 側でしなければならないのか‥‥ いやぁ ご近所さんゴメンナサイ m(__)m その後ビクビクしながら弄ってみた結果 音量の調節はどちらからでもできるし 双方が連動しているんだけど 再生を開始する時だけは iTunes 側で操作する事になるので あらかじめ iTunes 側でボリュームを絞っておいてやる必要があるのね。その点は注意が必要だけど しかしこれは便利だ。もしパソコンの電源が落としてあっても CR-H700 からネットにアクセスして世界中のインターネットラジオやポッドキャストを聴く事もできる。わずか2万円の出費でこんな環境が手に入っちゃうんだからいい時代になったもんだ。

コメント

  1. もしかして『応仁のLAN』ですか?

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  2. 【ArigAさんへ】
    もしかしたら「島原のLAN」かも(笑)

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  3. 大塩平八郎のLANって可能性も(笑)

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  4. 【chilnyさんへ】
    意表を突いて「横浜銀蝿のLAN」だったり(笑)

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