「絵本 化鳥／制作夜話」ツアー（6）

　その後　街をブラブラ歩きながら食べ物屋を探すも　なかなか見つからず「もしかしたら撤収を終えた化鳥チームが打ち上げとかやってたりするかも　もしやってたら合流させてもらっちゃいましょうか」という話になり　ギトさんが優作に電話。残念ながら打ち上げは行なわれてなかったものの　優作が「腹ぺこで餓死寸前です〜ぅ」と言うので合流する事に。

　「わたし200円しか持ってないんです」「キミは小学生か！」などという会話を交わしながら　やっとの事で店を見つけ　にーく♪ にーく♪　とテンションを上げる小学生。自ら「寂しがり屋で傷つきやすい人間である」と豪語する２人と　そーゆー所がまるでない僕。最初は「そーそー　うんうん　わかるわー」などと盛り上がっていた２人でしたが　いつしか矛先がこっちに向き始め「ひげさんには明らかに大事なもんが欠落してます」「１回病院で診てもらった方がいいです」「このナルシストのサディストめ！」などと　愛情溢れるご指摘をいただきまして　ま　自分もこの性格には常々手を焼いているので「そーなんだよねー」とヘラヘラ顔で答えるしかなく‥‥みたいな（笑）　実に見事な「水と油のバラエティーパック in 大阪ミッドナイト」でございました。なんかこーゆーのって面白いね♪　あ　そうそう　ギトさんご馳走さまでした！

　気づけば午前３時。最初は歩いてホテルまで帰るつもりでいましたが　さすがにそんな元気はどこを探しても残っておらず　タクシーを使う事に。そしてそこには「○○橋」の落とし穴が。僕はナゼか「肥後橋」という地名が覚えられず　運転手さんに「○○橋までお願いします」と告げたんですね（何という地名を告げたのかは覚えてませんが　運転手さんも「はいわかりました」と答えたので　おそらく実在する地名だと思われます）。しかしわたくし地名にはめっぽう弱いけど　体内GPSの性能は意外と良かったりしまして　走り始めて２分ほどのところで何となく違和感を覚え　財布に入れてあったホテルの領収書を確認。事なきを得たのであります。