1960年代に量産されたクレージーキャッツ物の映画 と言うとどうしても植木 等主演の「無責任シリーズ」を思い浮かべちゃうけど この作品の主演は谷 啓。もちろんクレージーの面々も登場するし 植木 等も強い印象を残す役どころで出ては来るんだけど 出番としてはほんのわずか。
確かにこれはコメディーであるからして 何度も笑ったし面白かったんだけど‥‥何だろうなこの後味は。一応SF的な設定であり かつ 根底に「平和」「戦争」といったテーマが流れている事もあってなのか 僕はナゼか「The Day The Earth Stood Still(地球が静止する日)」を思い浮かべちゃったよ。日本は「戦争をしない/軍隊を持たない」という地球上で最も進んだ考えを持つ国である と聞かされ地球に派遣されてきた宇宙人である主人公の「ところで自衛隊は軍隊なんですか?」という素朴な質問に「キミは何という青臭い事を言っておるんだね」とスーツ姿の日本人たちは取り合おうとしない。
コメント
コメントを投稿