フラガール(2006年/日本)

 寂れゆく炭坑町に唐突に出現したハワイ。「常磐ハワイアンセンター」という名前だけは子供の頃から妙に馴染みがあったけど、なるほど、そういう経緯でできたそういう施設だったのね。この映画は実話を元にしている。最初はあまり興味が持てなかったが、レヴューを読んだらとても評判がよかったので「じゃあ」ってことで観てみた。作品としては地味だけど、なかなかどうして、ウワサ通りの面白さだった。

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 僕にとって松雪泰子はどちらかというと苦手な部類に入る女優だったけど、この作品を観て僕は彼女の味方に転向した(笑)蒼井 優も南海キャンディーズの静ちゃんも予想を遙かに超える良さだったし、いつも美味しいところを持って行く岸部一徳と豊川悦司は今回もやっぱり美味しいのだけど、それは彼らの演技がその役を美味しくしているのであって「誰がやっても美味しい役」などというのは実は存在しないんじゃないか。そんな事をふと思った。




コメント

  1. フレディーさんコンニチハ!
    時々拝見しています。
    「フラガール」中々よかったでしょ。
    本当に閉山した時は同級生が何人も地元を去って行きました。
    一部ロケーション設定に???というのがあったけど。・・・(一応、地元の人間としては)
    一つ気に入らなかったのは母親役“富司 純子”がきれい過ぎた事デス!・・(笑)

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  2. 【hisahataさんへ】
    はじめましてっ!
    そうですかぁ、hisahataさんはあの頃あの町にいらっしゃったんですね。
    地元の人はきっと特別な気持ちでこの映画をご覧になったんでしょうね。
    あ、そうそう。たしかにあのお母さんはちょっとキレイ過ぎてリアリティーが薄かった気がします(笑)

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