あまりに鼻がグズグズなので、今日はもう仕事を切り上げます。昼まで寝てて、わずか数時間仕事して「はい、終了」って、こんな事ができるのも、僕がフリーランスだから。
最近、意識して「フリーランス」もしくは「フリー」という肩書きを使うようにしている。以前は「自営業者」という肩書きと、デザイン事務所の「屋号」を添えて自己紹介していたのだが‥‥
勤めていた会社を辞めてデザイン事務所を開いた時(っていうか、適当に屋号を考えて税務署に届け出ただけの事なんだけど)たいていの人から「おっ、独立ですか? 凄いですねぇ」てな事を言われる。ま、半分は社交辞令みたいなもんだろうが‥‥独立開業自体は全然凄い事じゃあない。
ご存知ない方も多いだろうが、デザイナーなんてもんは、いつまでも会社に留まっていると「デザイナーではいられなくなる」のだ。「手を動かす事」より「人を動かす事」が仕事になってしまう。それを受け入れられる人は、会社に留まって管理職やら経営者サイドにスライドして行くだろうが、ほとんどのデザイナーは手を動かす事が好きなのだ。僕もそうだった。
言わば「独立開業」は我々の世界では「お決まりのコース」であり、凄くも何ともない。問題は独立する事ではなく、その後なのだ。やれ「デザイン事務所」だの「屋号」だのとモットモらしい看板を掲げると、一旦は「そのつもり」になってしまうが、ブッチャケれば根無し草に等しい。もちろん開設した事務所に人を雇い入れ、株式や有限など法人化して成長して行く場合もある。それはそれで立派な事だ。けれど僕はそれをするために独立したわけじゃない。
「フリーで仕事をする」と言う事は「自分の能力に自分で値段をつけて、買ってくれる人を探して売る」と言う事だ。こんなにシビアな事はない。誰も傘になってくれやしない。いや、実際には傘になってくれる人はいる。僕も今まで何度も助けられてきた。いるんだけど「この人の傘になってあげよう」と思われる人間かどうかが問われるんだ。組織や肩書きや看板への信用ではなく「個人としてどうなの?」が‥‥
っていうか、なんで体がシンドイ時に、こんな長文を書いてるんだ?
最近、意識して「フリーランス」もしくは「フリー」という肩書きを使うようにしている。以前は「自営業者」という肩書きと、デザイン事務所の「屋号」を添えて自己紹介していたのだが‥‥
勤めていた会社を辞めてデザイン事務所を開いた時(っていうか、適当に屋号を考えて税務署に届け出ただけの事なんだけど)たいていの人から「おっ、独立ですか? 凄いですねぇ」てな事を言われる。ま、半分は社交辞令みたいなもんだろうが‥‥独立開業自体は全然凄い事じゃあない。
ご存知ない方も多いだろうが、デザイナーなんてもんは、いつまでも会社に留まっていると「デザイナーではいられなくなる」のだ。「手を動かす事」より「人を動かす事」が仕事になってしまう。それを受け入れられる人は、会社に留まって管理職やら経営者サイドにスライドして行くだろうが、ほとんどのデザイナーは手を動かす事が好きなのだ。僕もそうだった。
言わば「独立開業」は我々の世界では「お決まりのコース」であり、凄くも何ともない。問題は独立する事ではなく、その後なのだ。やれ「デザイン事務所」だの「屋号」だのとモットモらしい看板を掲げると、一旦は「そのつもり」になってしまうが、ブッチャケれば根無し草に等しい。もちろん開設した事務所に人を雇い入れ、株式や有限など法人化して成長して行く場合もある。それはそれで立派な事だ。けれど僕はそれをするために独立したわけじゃない。
「フリーで仕事をする」と言う事は「自分の能力に自分で値段をつけて、買ってくれる人を探して売る」と言う事だ。こんなにシビアな事はない。誰も傘になってくれやしない。いや、実際には傘になってくれる人はいる。僕も今まで何度も助けられてきた。いるんだけど「この人の傘になってあげよう」と思われる人間かどうかが問われるんだ。組織や肩書きや看板への信用ではなく「個人としてどうなの?」が‥‥
っていうか、なんで体がシンドイ時に、こんな長文を書いてるんだ?
わたしはソフトウェアエンジニアですが、定年まで最前線でいさせて欲しいのですが、会社の上の方が人も動かしてねみたいなことを言います。
返信削除なので、不本意ながらプレイングマネージャにならざるを得ません。
人の評価をするのは好きじゃないのですけどね。
「フリーランス」のサウンドは良い響きだけど、安定しない浪人家業は雨の三日も降ればグウグウと腹も鳴り、大病すれば世から忘れされる。剣聖塚原卜伝の技を継いだ柳生流が廃れたのは将軍お抱えになった為、多くの維新豪傑者を育てた千葉道場は浪人家業の町道場である。繁栄した理由は各地から訪れる浪人や侍身分でない庶民を受け入れたからである。
返信削除風邪の前兆ですか御大事に!
ノートPCとマクドナルドと
返信削除ネットワークサーバーと携帯電話さえあれば
フーテンの寅さんのような生き方も選択できる
旅をしながらでもじゅうぶん貯金できるしね
ぼくらって今すごい自由を手に入れている気がするよ
実際は家族がいるので出来ないけどね
【ArigAさんへ】
返信削除あぁ、デザイナーに限った事ではないかも知れませんね。よく考えたらほとんどの職種で同じような「ポジション変化」というか「役割変化」を求められるものなんでしょうね。
「適材適所」的な考え方をすると、必ずしもそのやり方がベストだとは思わないんですけどねぇ‥‥
【明さんへ】
フリーランスって‥‥浪人でもあり、職人でもあり、商人でもあり‥‥いったい何なんでしょうねぇ‥‥とりあえず「最もシンプルな生き方なんだろうな」という気はしますが。
しかしまぁ確かに体が資本ですよねぇ。うんうん。それは歳を経る毎にすごく実感を深めています。
【シュガールーさんへ】
フーテンの寅さんはフリーランスの究極の形ですよね。「糸の切れた凧」的人生が成立するための必要条件は、やっぱり「扶養家族がいない事」かな?(笑)
ま、いずれにしても「自由」と引き換えに「何かをあきらめる覚悟」があるか? なんでしょうが‥‥それが難しいんですよね。自分は良くても家族がね(笑)
うちにも一匹いるので、なんとな~くわかります
返信削除年中、〆切に追われてますけど(^^ゞ
小娘の場合、ショップの店員もしているので2足のわらじですがっ!!
ところで、最近小娘も、鼻がむずむずしちゃって
大変な事になってますよ
服を畳む時に、すごくほこりが舞い上がるみたいで…
そこで、鼻の穴の入り口に塗る薬を買ってきたら(シュッとするのではなくて、ジェル状です)
すっごく快適だそーです
入り口で、花粉やほこりをブロックしてくれるという薬で
「いやぁ~いいもんが出来たねー」ってしみじみ言ってました。
フレさんは、使った事あるかしら?
自分もフリーランすなんですが、とりあえずクビになって失業する心配が無いんで気楽です。でも10日位電話が来ないとやたら不安になったりもします。
返信削除【マダムさんへ】
返信削除年中〆切に追われてるなんて素晴らしい事ですよ♪ 需要がある証拠ですもん。
それはそうと、鼻の穴に塗る薬ですか‥‥ふむふむ。いろんな対処法があるもんですなぁ。しっかりメモしときます!
【ほんださんへ】
そう言えば以前ミクシィのほんださんの日記で、「ギャラ・アップ」に関する記事を身につまされる思いで読ませていただきました。ギャラを上げればオファーが無くなり、据え置けば生活圧迫‥‥まったくもって厳しいご時世ですなぁ。
結局、値段を上げたクライアントからは仕事が来なくなってしまいました。でも、そのクライアントの仕事は他のよりも大変なんで、とりあえずそのままにしておこうと思います。
返信削除【ほんださんへ】
返信削除日本ではバブル崩壊後、予算の縮小が進みまして、それと共にギャラも底値まで下がったんですが、1度落ちたギャラを元に戻すのは大変な事でして、いまだに当然のように底値を基準に考えているクライアント様も多い‥‥と聞きます。
アメリカの脚本家たちのように一揆を起こしたい気分です‥‥