面白かった~! タランティーノは白人なのに、どうしてこれほどまでに黒人音楽に精通してるんだ? 僕とカブリまくりの選曲センスじゃないか。あ、そう言えば僕も黒人じゃなかった(笑)でもやっぱりあれなんですよ。僕もタランティーノも昭和38年生まれなわけで、国は違えど同じ時代を通過してるわけで、その辺のシンパシーっつうの? ビンビン伝わって来るわけで。
前回のレヴューで紹介した「Brazil」にも出てたロバート・デ・ニーロがこの作品にも出てて、完全に脇役なんだけど、ちょっと抜けててチャーミングなオッサンぶりがこれまたいい味出てるんだなぁ…。あと「えーっと、これ誰だっけ?」と思ってたらバットマンでおなじみのマイケル・キートンだったり、とにかく脇を固める俳優陣が素晴らしいのさ。もちろん主演のパム・グリアーの魅力あってこその脇の魅力である事は言うまでもないんだけどね。
人がバンバン殺されていく中、主人公たち中年男女の微妙な距離感のプラトニックなラヴが静かに育まれて行き、最後にキスを2度して男は女を見送るのです。いいですなぁ、この何とも後を引く感じ♪
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