舟 と 想い の関係

 今朝、近所の公園で「外録(そとろく)」して来ました。今日録ったのは「昭和荘」にアップするための音声です。実は昭和荘を終了する事にしました。ま、辞めるといっても半年先なんですがね。詳細についてはその音声を聴いていただくとして‥‥あ、そうそう。ここにポッドキャストの事を書くのって、ブログを引っ越してから初めてですね。今日は「いつか書きたい」と思っていた「僕のポッドキャスト感」について書く事にします。

 実はこのところポッドキャストに対する認識が変化してきています。熱が冷めたとか、飽きたとか、そう言うんではありません。むしろその逆で「いい番組を作りたい」という気持ちは日々強くなっています。

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 ポッドキャストが日本に普及してから2年ほどになりますが、最近この世界が形骸化しているような気がしてなりません。僕はポッドキャストを「人と人をつなぐ手段のひとつ」だと思っています。「想いを乗せる舟」と言ってもいいでしょう。その「舟」にどんな「想い」を乗せるかは人によって様々です。

 僕はポッドキャストを始める何年も前から、伝えられない「想い」を両脇に抱えて「舟」を探し続けていました。そこに登場したのが「ポッドキャスト」でした。おそらくポッドキャストの黎明期に配信を始めた人の中には、僕と似た経緯を辿っている人が多いと思います。

 やがて、空っぽの舟を目の前に「さて、これに何を乗せようか」という、逆の経路を辿って配信を始める人がどんどん増えてきました。いや、決してそれが悪いと言ってるのではありません。魅力的な舟を見て「何かを乗せたい」と感じるのはとても純粋な衝動ですからね。

 ただ、誤解を恐れずあえて言い切るならば「僕は舟を愛しているわけではない」という事。「本当に価値があるのは“舟”ではなく“想い”の方だ」という事。そして「舟は時代と共に変わって行けばいいし、必要なら別の舟に乗り換えればいい」という事。

 そんな事をツラツラ考えている昨今のヒゲなのです。

コメント

  1. ごぶさたマガジン!(なんだそら・笑)
    ごぶさたついでに、こちらへお引っ越しをされてからも記事は拝見していたんですが、ついついコメントしそびれていましたので、あらためて、お引っ越しおめでとうございますっていう、おくればせにもほどがあるっていう態で。
    さて、本題です。
    「ほぼ同感です。」
    で、僕は新しい舟を造りたいとも思ったりしています。

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  2. 【thin-pさんへ】
    ありがとうございます。
    どーも「ごぶさたマガジン!」です。
    もしかしてこれ「5時SATマガジン」の語呂合わせだったりします?(笑)
    うーん、それよりthin-pさんの「新しい舟」が気になりますねぇ‥‥

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