聴かせたがり2

 入る予定の原稿がなかなか入ってこない。時間が空いてしまった‥‥のを大義名分に、また「finetune」で遊んだ。これってクセになるね。

 今回は「ジャズ/フュージョン編」。「1ミュージシャンにつき3曲まで」「洋楽のみ」という縛りに苦労したけど、やっぱり選曲作業って楽しい♪ クルマの中で聴く用のカセットをせっせと作っていた頃を思い出す。

 通して聴いてみると、やっぱり僕の場合フュージョンへの思い入れが強いんだなぁ‥‥。全体としてはちょっと「暴れた選曲」になってしまった感があるけど、ま、そのあたりが「僕らしさ」なのかもしれない(笑)

 実は昨日の日記にコメントをくださったmidunoさんも「ボサノヴァ」に続いて2つ目のセットリスト「モダンジャズ」を公開なさってて、さっそく聴かせてもらったんだけど、いいっ! この選曲は使えます! ジャズに浸りたい方にはコチラがお薦めです♪ midunoさんの了解は得てないけど↓に載せちゃいます。

 僕のと同じ曲が入ってたりすると思わずニヤリとしちゃう。ジャズ・ミュージシャンが演奏中にアイコンタクトで意思の疎通を図るように、選んだ曲を通して「その人」の「ある部分」が見えてくるような気がする。

 あ、昨日の日記にMaxさんの書き込みを発見。お、どうやらMaxさんもご自分のプレイリストをお作りになったご様子。どれどれ‥‥

 おぉぉぉぉ、ど真ん中のジャズですなぁ♪ こちらもバッチリ「使える」内容。おっ何曲かmidunoさんのとカブってますぞ。Maxさんとmidunoさんは40ほどの年齢差があると言うのに‥‥世代を超えて同じ曲が愛されてる。なんと素敵なんでしょ♪ しかし選曲から人柄を想像するのって楽しいなぁ。

「ジャズを聴いてみたいんだけど、何から聴けば良いかわからない」という声をよく聞く。一口にジャズと言っても様々なスタイルがあるから、どの入り口から入るかによって好きになる事もあれば嫌いになる事もあるだろう。そんな人のために「音楽のセレクト・ショップ」みたいな物があるといいなぁ。しかし、こうやってプレイリストを並べるだけでも充分にその役割を果たすかも知れない。

 物や情報が溢れ返っている今「選ぶセンス」が求められている。選んで「グループ化する」あるいは「パッケージ化する」能力は、もっと大きく評価されるべきだし、活用されるべきだと思う。

「音楽産業は先細り」と言われるが、そんな事はない。人々を「音楽の入り口」にうまく誘導できていないだけだ。「お金をください。音楽をあげます」ではいけない。その手前に「音楽って楽しいね」がなきゃ。そのためにも、流通方法、著作権の意味などを見つめ直した上で「楽しさを共有する仕組み」を再構築しなきゃダメだ‥‥あ、気づいたら熱弁してた(笑)

●finetune(ひげフレディー)
http://www.finetune.com/user/Hige

●finetune(midunoさん)
http://www.finetune.com/user/miduno

●finetune(Maxさん)
http://www.finetune.com/user/ogawam


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