Nikonがやって来た

　僕にとって初めてのデジイチ「Nikon D50」がやって来た。はやる気持ちを抑えつつシャッターを押す。あ、そっか‥‥バッテリー入れなきゃシャッター下りないんだ‥‥デジタルだもんな。まずは充電なのね。うーん早く速く～ぅ‥‥

　充電してる間にレンズをボディーにガチャンとセット。しっかし軽いなぁ‥‥でもグリップはなかなかいい感じ♪ シットリと手に吸い付いてくれる。昨日、パソコン屋さんでメモリー・カードを買ってきた。最初は512MBを4000円程度で‥‥と思ってたんだけど、あらららら１GBが3000円台で売られてる。ちょっと安過ぎない？ 一応聞いた事のあるメーカーだし、まっいっか。

　おっ、待ってました。充電完了！ バッテリーをセット。メモリー・カード装着。スイッチをオン！ あ‥‥まずは日付と時刻を合わせなきゃいけないのね。ちょっと出鼻をくじかれた。当たり前の事だけど撮影する時はファインダーを覗く。コンパクト・デジカメのように液晶画面を見ながらの撮影ではない。う～ん「あの興奮よ再び」って感じだ。シャッターを半押しすると瞬時にピントが合って「ピッ」と鳴る。くーっ、たまんねぇ！ シャッターを押す‥‥グシャン‥‥これがニコンの音か‥‥個人的にはキヤノンの「カシャン」という歯切れのいい音の方が好みだけど「グシャン」もなかなか味があるぞ。

　マニュアルも読まず、とにかくオート・モードで撮りまくる。コンパクト・デジカメより明らかに反応が速い。こりゃ気持ちいいぞ。撮った写真を液晶画面でチェックする‥‥うひょひょひょひょ‥‥奇麗じゃないか。この背景のボケ具合がたまんない。久々に「被写界深度」という言葉が記憶の表層に浮かび上がって来た。

　もしもまだデジイチ・ヴァージンで、いま購入を検討している人がいたら「迷ってないで早く買った方がいいよ」と言ってあげたい。いや、これは余計なお世話だね（笑）ジックリ考えてお決めください。