目の色が変わる話

 ナイキとボシュロムが「アスリート向け」に使い捨てタイプの「カラー・コンタクトレンズ」を開発し、販売しているらしい。色は「アンバー」と「グレーグリーン」の2色。

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 ま、簡単に言えば「目に入れるサングラス」って事なのだろう。紫外線などをカットするという意味ではサングラスよりは確実に機能するだろう。レンズの色によって特性が違うらしく、オレンジ色っぽい「アンバー」は野球やテニスなどに向いていて、緑色っぽい「グレーグリーン」はゴルフなどに向いているそうだ。あ、もしかしたら今回のトリノオリンピックでもこのコンタクトレンズを使っている選手がいるかもね。考えてみたらサングラスやゴーグルを着けてやるスポーツって多いよね。マラソン、スキー、スノーボード、スピードスケート、水泳などなど‥‥あと何年かすると野球選手やテニスの選手は全員赤い目になってしまうのかもしれないね。恐ろしい‥‥悪魔にとりつかれた人みたい。まさに「目の色を変えて頑張る選手達」ってやつだ。いや~うまい事を言うねぇ。

 僕は考えた。マバタキをしなくてもいいコンタクトレンズとか目薬を開発したらアスリートの皆さんが飛びつくんじゃない? 0.001秒で勝敗が決まる種目では、たった1度のマバタキが運命を分ける事だってあり得るし、強風の中、目を開けたままでいられるのなら、スキーやスノーボードもゴーグル無しでオッケーだ。視界が一気に広がるしゴーグルの日焼け跡を気にしなくても良くなるよ。どーよ?

 もう一つ考えた。水中でもクッキリ見えるコンタクトレンズってどう? 水泳選手やシンクロナイズド・スイミングの選手が泣いて喜びそうじゃない? あ、それから海女さんも(笑)

 調子に乗ってもう一つ提案するなら、望遠ズーム機能付きコンタクトレンズってどうだろう‥‥ライフル射撃の選手にお薦めよ。

 ‥‥って、そこまでやるとさすがに「やり過ぎだよ」と言われそうだけど、ドーピングのリスクを背負ってまで勝とうとする選手が後を絶たないんだから、誰か1人が導入すればきっと一気に広まるだろう。もしかしたら何年か後、ドーピング検査に「目薬の成分チェック」や「コンタクトレンズのチェック」という項目が加わるかもしれないね。

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