白かった‥‥かもしれません

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 母に録画を頼まれたビデオテープを持って今日は久しぶりに実家に行ってきた。実家の辺りは近年急速に変貌している。もともと中央高速道路が通っているんだけど、それに加えて環状高速道路がもうすぐ開通予定だ。そしてそのインターの近くにはアメリカに本部を置く巨大アウトレット・モールもできる。故郷の景色が変わっていくのは楽しくもあり寂しくもあり‥‥ま、いいや。そんな事は置いといて(笑)

 僕の故郷は岐阜県の南東に位置する土岐市という所なんだけど、その西隣りには多治見市があり、僕はいつも多治見を抜けて土岐へと帰っている。多治見と土岐の境には峠があり、それを越えると真っすぐ長い下り坂だ。そこからは故郷の町並みを見下ろすことができる。そしてそれと同時に遠くの山並みを見渡すこともできる。天気が良ければ長野県の山も見えるんじゃない?(見えてるのが長野の山かどうか自信がない)

 この季節になると山の所々が白くなる。僕が子供の頃にもきっと白くなっていたはずなのに、子供の頃に白い山を見た記憶がまったくない。白い山に敏感になったのは自分がスキーを始めたせいだ。興味というのは恐ろしいね。関心がないと目の前にあっても認知もされないし記憶にも残らないんだもん。

ただいま回転中のDAT
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FLEX-ABLE / Steve Vay

 ご存知変態ギタリスト「スティーヴ・ヴァイ」1984年のアルバム。僕にとってはヴァイと言えばやっぱりこのアルバムなんだなぁ。これは彼の自宅の8トラックMTRを使って録音されたアルバムだ。まさに宅録マニアのバイブル的存在。しっかし凄いわ。聴きやすさと聴きにくさが渾然一体となっている。創造と破壊を同時にやっちゃってる感じ。この人かなり頭のいい人だという事は音を聴けばわかるんだけど、おまけにきっと「絶対音感」の持ち主だろう。憧れの絶対音感‥‥けど、絶対音感の人って聞こえる音がすべて音符になっちゃうんでしょ? 例えば自動車の走る音や人の会話もすべてドレミになっちゃう。って話を聞いた事がある。時々電話の保留音が音痴な「エリーゼのために」だったりする事があるけど、そんなのを絶対音感の人が聴いたら発狂しそうになるんだろうなぁ‥‥あ~、だからか、だからヴァイの音楽はこうなんだ。はは~ん。わかっちゃった!


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