新しい電話機が今日届いた。実は長年使ってきた電話機が先日壊れてしまったのだ。壊れたとは言っても電話を受けたり掛けたりはできる。どこが壊れたのかと言えば「留守電機能」。最近の留守番電話は相手のメッセージをICチップか何かに記録する方式が主流のようだが、うちが今まで使っていた留守電はマイクロ・カセット・テープに録音するタイプで、そのテープを回す機能がウンともスンとも反応しなくなってしまったのだ。これではお手上げだ。実はうちの電話機にはFAX機能もついていたのだけど、FAX機能はとうの昔に壊れていた。受信はできるのだが、送信するとノイズだらけの真っ黒な内容が相手方に届く。という「嫌がらせ機能」が知らないうちに搭載されていた。おそらくスキャナー部分がイカレてしまったのだろう。FAXは電話とは別番号で専用機を使用しているため、なんら困らなかったのだが、さすがに留守電が壊れると数少ないビジネス・チャンスを逃しかねないので、買い替えることにした。今まで使っていた電話機はコードレスの子機もついているし、通話は問題なくできるので実家で「第2の人生」を送ってもらう事にしてある。
下のコーナーでも紹介しているが、今日は僕が高校時代に買ったレコードを引っ張り出してきて聴いた。素晴らしいジャケットだ。Earth Wind & Fireのジャケットでもおなじみの「長岡秀星」のイラストだ。今ならばこういうイラストもコンピューターを使えばアッと言う間にパパパッと完成してしまうのだが、このアルバムは1979年の作品。当然パソコンなどという便利な物が出現する前で、これまた当然の事ながらすべて手作業で描かれているのだ。僕も似たような絵を描いていたから「いかに気の遠くなるような作業を繰り返さなければならないか」はよくわかる。マスキング・フィルムを当て、カットし、エアーブラシで色を吹きつけ、またマスキングして‥‥これを延々繰り返すのだ。
ただいま回転中のレコード
DAZZ / KINSMAN DAZZ
のちにモータウン・レーベルに移籍してブレイクした「ダズ・バンド」が、まだ「キンズマン・ダズ」と名乗っていた1979年のアルバム。アースのメンバーが参加していたりして、何かとアース・ウインド&ファイアーと比べられる事の多いバンドだけど、このバンドからはアースのような「カリスマ性」を感じ取る事はできない。いわゆるポップ・ファンクなのだが、その水準はかなり高い。特にこのアルバムではアクロバティックなホーン・アレンジと小気味よいストリングス・アレンジが軽快感と爽快感をもたらしてくれる。CDでの復刻はなされていないようだが、このジャケットを堪能するにはやっぱりレコードじゃなきゃダメだな。
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