ビッグな バンドの ジャズ

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 今日は久々にDJロマネスク登場。しかも「ういろ」持参で。「伊勢虎屋」というところの物だそうだ。右側の黒いのが黒砂糖風味で、手前のはカボチャが入っていて季節限定ものらしい。「ういろ」と言えば名古屋名物で“大須”とか“青柳”の物が有名だが、ロマちゃんお薦めのこの品は三重県の伊勢で作られている。この2種類の「ういろ」を2切れずつ食べてみたが、確かに名古屋のものとは少し食感が違う。柔らかいのだ。しかしカボチャの「ういろ」には笑った。モロにカボチャの味だ。カボチャと「ういろ」の相性がここまで良いとは正直ビックリした。ロマちゃん珍しい物をありがとう。ちなみに残った「ういろ」はロマちゃんが持ち帰った。

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 さて、夜は僕の高校時代の同級生「ベンジャミン渡辺」がトランペットで参加しているビッグ・バンド「C.U.G. JAZZ ORCHESTRA」のコンサートに出かけた。実は今回のコンサートはこのバンドの“結成15周年”を記念して行なわれたもので、明日からは3枚目のCDのレコーディングに入るという事で、シアトルから“ジェイ・トーマス(tp)”ニューヨークから“アレン・ファーナム(p)”というCUGの準メンバーが参加しての豪華ラインナップだった。そういう事なら行かないわけにはいかないでしょう。

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 各メンバーは笑えるキャラ大集合と言う感じなのだが、ひとたび演奏が始まると16人の音がまるで1つの楽器のごとくピタッと揃って、次々にその音色を変えていく。これぞビッグ・バンドの醍醐味! ビッグ・バンド・ジャズというとカウント・ベイシー、グレン・ミラー、デューク・エリントンなどの古き良き時代のダンス・ミュージックを連想する人も多いだろうが、CUGは決して懐メロ・ジャズではない。都会的でスリリングなサウンドが息つくヒマもなく万華鏡のように展開するコンテンポラリー・ジャズなのだ。会場は立ち見も出るほどの超満員。メンバーの中には中・高・大学などで音楽指導に携わっている人も多いためか、客席には制服姿の学生の姿もチラホラ見受けられた。楽器をやっている若い人達にとってはとても良い刺激になったことだろう。何を隠そうこの僕もかなり刺激を受けて帰ってきた。

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