なんだ なんだー なんですと?

 最初にお断りしておきます。今日の日記のタイトルは日記の内容とは一切関係ございません。

 今日はチョロチョロっと日用雑貨を買い出しに行き、あとはずーっと家でビデオを観ていた。(ニャンちゃんと一緒にね)

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 そして今はキャロル・キングを聴きながらパソコンに向かっている。コウサカさんのblogに「You've Got A Friend」の話題が登場していたので、それにつられてCDを引っ張り出してきたというわけだ。僕はこの曲が収められている「つづれおり(TAPESTRY)」というアルバムを去年初めて聴いた。それどころか「キャロル・キング」をまともに聴いたのもその時が初めてだった。もちろん彼女の名前はそれまで何度も耳にしていたのだが、60年代からヒット曲を量産してきたソング・ライターとして、あまりにも有名だったからこそ、かえって興味を持ちそびれてしまったのだろう。

 どうしてこの人の歌はこれほど自然で天然で素朴で素直なんだろう。聴く人の心がどんなに疲れ切っていようとも、すんなり耳に入って来る。漢方薬のような、と言っては語弊があるかも知れないが、最近流行りの「癒し系音楽」などよりずっと僕を安らかな気分にしてくれる。そして彼女のルックスがまたいい! 大学の軽音楽部の先輩にいそうなタイプ。いや、絶対いないんだけど「いてほしい」タイプだな。いたら間違いなくハート・マーク×200個だ♪

 今日もまた全編が「ただいま回転中‥‥」みたいになってしまった。

ただいま回転中のCD
TAPESTRY / Carole King
数多くのミュージシャン達に曲を提供してきたキャロル・キングが、自作曲を自ら歌った1971年のアルバム。どれも聞き覚えのある曲ばかり。特に感慨深いのは「You've Got A Friend」。僕はもともとダニー・ハザウェイとロバータ・フラックのデュエット・ソングとしての認識しかなかったので、初めてオリジナルを聴いたときには、軽いショックを受けた。普段黒人音楽ばかり聴いている僕が彼女の曲に魅かれるのも、多くの黒人ミュージシャンが彼女の曲を好んでカバーするのも、彼女の作品の根底にゴスペル的な要素(特に彼女のピアノにはゴスペル的な和声がちりばめられている)が隠されているからではないかと、僕は勝手に思い込んでいる。この曲に限らず彼女の曲はどれも「この先何百年経とうと決して古くならない」根源的な魅力を持っている。買って損はなしっ!

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