燃費計とゲーム心

 今日はお昼過ぎ久々にクルマで買物をした。水曜日はちょっと遠くのドラッグ・ストアとこれまたちょっと遠くのスーパーの安売りの日なのだ。今日もめちゃくちゃ暑かったのだが、エアコンは我慢! 窓全開での移動だ。スーパーではお店に置いてある保冷用の氷をレジ袋につめてお肉や豆腐などをサンドイッチにしてクルマに戻ったのだが、当然のことながらクルマの中は灼熱地獄。「こりゃ氷だけじゃ心配」ということでエアコンのスイッチをオン! 冷房MAXの状態で帰路についた。

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 僕の愛車PUNちゃんには「燃費計」がついている。日頃から燃費計をチェックしながら走っているので、ついつい燃費に関してはシビアになる。写真を撮った時点での燃費は『14.0km/l』だった。つまり1リットルのガソリンで平均14km走った事を意味している。この数字が正確なのかどうかは疑問だが、この数字をこまめにチェックしているといろんな事がわかってオモシロイ。たとえば…○冬より夏の方が燃費はいい。(エアコンOFFの場合)

○渋滞や信号待ちでは数字がどんどん下がる。
○たとえ低速であっても、止まらず走り続ければ燃費は伸びる。
○エンジン・ブレーキを多用すると燃費は伸びる。

 考えてみれば当たり前の事ばかりなのだが、数字を絶えず確認していると、それらの事が体験として脳に堆積してくれる。PUNちゃんのガソリン・タンクは満タンで40リッター入るのだが、一度満タンにして次に給油するまでの間に燃費計の数字は平均すると3km/lほど上下する。近所への買物に「ちょこちょこ乗り」する事が多いと燃費はみるみる下がっていき、田舎の方へ長距離走るとグングン伸びる。高速道路を走れば20km/lくらいにまでなるのだが、僕の場合は冬場にスキー場を往復する時くらいにしか高速は使わないので「20km/l」なんていう数字は年に何度もお目にかかれない。
 燃費計が付いているだけで、運転の仕方はあきらかに変わる。それまで飛ばし屋だった人が、突然なめらか運転をするようになった。という話を聞いたこともある。常に変化する数字を見ていると、知らず知らずのうちにその数字を増やしたいという「ゲーム心」が芽生えてしまうものなのかもしれない。

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